京丹後の砂丘が育てた唯一無二の甘み

日本海の潮風と、昼夜の寒暖差、砂丘地特有の水はけの良さ。

砂丘は粒子が細かく水はけに優れているため余分な水分を含まず、身が引き締まり、甘みがぎゅっと凝縮されたさつまいもが育ちます。

サラサラとした砂地で栽培される全国でも珍しいこの環境。ミネラル豊富な砂丘地で実った雑味のない洗練された風味。しっかりと熟成させればまるで蜜を含んだようにしっとり濃厚で、一口ほおばれ上品な甘みが口いっぱいに広がり、思わず笑みがこぼれる美味しさです。

山野農園、新たな一歩

これまでは昔ながらのホックりした「まいこ金時」を育ててきた山野農園。

2025年からは、さらに甘さと食感にこだわり、しっとり甘い「紅まいこ」に絞った栽培で新たな挑戦をスタート。

「よい芋はよい苗から」日々管理に目を配り、1本1本に手をかけ健康にしっかりと育てた苗から収穫されるさつまいもです。

「紅まいこ」という名前は、京都らしい美しさと、「舞妓さん」のように、見た目に華があり、奥ゆかしく、そして芯のある存在でありたい” ― そんな思いが込められています。

お料理にもデザートにも

紅まいこを更に美味しく楽しむためのポイントは、その甘さの引き出し方にあります。

さつまいもは加熱することで酵素が働き、デンプンが糖に変わります。特に70℃前後の温度帯でじっくり加熱することで、まるで蜜をまとったような甘さが生まれます。

低温でじっくり時間をかけ火を通すことで紅まいこの上品な甘さを最大限に引き出してくれます。

バニラアイス、バター、はちみつを添えてスイーツとしてもおすすめ。天ぷらやさつまいもごはんにもぴったりで、おやつから食卓まで幅広く活躍します。

日常にちょっとした贅沢添えてくれる、紅まいこならではの上品な甘みをご堪能ください。