お米の保存方法を詳しく解説!

皆さんは、お米をどのように保存管理していますか?昔から使っている容器をそのまま使い続けていたり、保存方法や保存場所について深く考えた事が無いという方も多いのではないでしょうか。今回は、お米の美味しさを損なうことなく保存する方法を詳しく解説します。

梅雨や夏はお米の保管に気を付けたい時期ですよね。梅雨入り前の今こそ、保存方法を見直すには絶好の時期です。是非参考にしてみてくださいね。

お米の保存でおさえておきたい3つのポイント

お米の美味しさを損なわず保存するために、必ずおさえておきたいポイントが3つあります。

15度前後で保存する

お米の保存温度は15度前後が適しています。気温が20度を超えると虫がつきやすくなるので、気温が上がり始める4月頃~10月頃は特に注意が必要です。

湿度や水気を避ける

湿気はお米を劣化させる原因になるので、湿気がない場所で保管するようにしましょう。シンク下などは配管が通っていて水の通り道となり、湿気が溜まりやすい場所なので要注意です。なるべく避けましょう。

密閉する

保存容器はしっかり密閉できるものを選びましょう。虫が入り込む原因となるので、開けたら必ずぴったり閉める習慣を徹底しましょう。

おすすめの保存場所

先ほどの3つのポイントを踏まえた、おすすめの保存場所をご紹介します。

・冷蔵庫の野菜室

冷蔵庫の野菜室は冷暗所としてお米の保存に適しています。少々場所をとりますが、冷蔵スペースに余裕があれば是非試してみてください。

・常温なら、直射日光や高温多湿を避けられる場所

冷蔵庫にスペースがとれない場合、直射日光や高温多湿を避けた場所に保管しましょう。電子レンジや冷蔵庫の近くなど、高温になりやすい場所は避けるよう注意しましょう。

保存容器として適切なものは?

続いて、オススメの保存容器について解説します。

保存する際には、しっかり密閉できることが大切です。お米の酸化防止、虫よけ、湿気よけ、匂いうつり防止などの効果があります。

具体的には、ホーロー、ガラス、桐の米びつ(桐は湿気対策に適しています)、タッパー、ペットボトル、ジップロックなどがあります。

ちなみに、お米の袋には通気性があり、そのままにしておくと酸化が進んでいきます。

特に気温が高い季節は、お米の買い置きのし過ぎには気を付けましょう

お米の保存で気を付けたいポイント

お米を美味しく保つ上で気を付けたいポイントをいくつか解説します。

同じ容器を使っていると、洗う機会は少ないかもしれません。定期的にしっかり洗うよう心がけましょう。洗った後は水気を残さないようきちんと拭き取ることも忘れずに。

お米は匂い移りがしやすい特徴があります。生ものや洗剤、灯油など、匂いの強いもののそばで保存するのは避けましょう。お米は吸収力が高いので、一度匂いがうつってしまうと、しっかり洗ったとしてもなかなか匂いはとれません。

お米は生ものなので、精米時期から約1ヶ月で食べきるのがベストです。精米時期は、お米の袋に記載してあります。夏や梅雨は2~3週間、秋冬は約2ヶ月を目安に食べきりましょう。

虫よけには、乾燥した唐辛子を入れるのがオススメです。これは生活の知恵として、昔から行われてきた習慣です。もしくは、市販のお米専用の虫よけでもOKです。

炊いた後のお米の保存方法は?

炊いたお米が余ってしまうことがありますよね。そんな時は、冷凍保存がオススメです。

茶碗一杯分を目安にラップの上に置き、2㎝を目安に平らにならします。ラップの上からアルミホイルで包み、粗熱をとります。粗熱が取れたら、なるべく早く冷凍庫にしまいましょう。

こうすることで、適度な水分を残したまま冷凍することができ、解凍した時にふっくらもっちりした白米の美味しさを再現しやすくなりますよ。

お米を美味しく食べよう

今回はお米を美味しく保存する方法をご紹介しました。高温多湿を避けた冷暗所で保存すること、精米から早めに食べきること、密閉保存することを意識して、鮮度を保ったままお米を保管する参考にしていただければ幸いです。

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