地球に優しい「野木源」のお米作り

新米の季節、今年も各農家さんから美味しい新米が届いています♪丹後王国こだわり市場で取り扱う商品の中でも、非常に人気のお米を作っておられる「野木源」の野木久聖(のぎ ひさとし)さんにお話を伺いました。

京都府京丹後市でお米作りを営む野木家16代目であり、野木源としては3代目となる久聖さんは、農業を学んだ後にUターンで丹後に戻り家業を継がれました。

稲作を中心とした農産物を栽培され「体の芯から健康になる」という理念のもと、伝統的な農法を守りながら、環境に配慮した新たな取り組みを融合させた農業を実践しています。

≪目次≫

  • 地力を高めて稲の力を引き出すお米作り
  • ファンを増やしたい、広がる挑戦
  • 未来を見据えた農業と地域への貢献
  • 奥様から見た久聖さんの一面
  • 野木源さんのお米をご自宅に

地力を高めて稲の力を引き出すお米作り

温暖化の影響が深刻化し、世界情勢の不安定さから海外から入ってくる肥料の高騰などもあり、従来の栽培手法が通用しなくなりつつありますが、野木源ではこれに独自のアプローチを取っています。

その一つが地域や田んぼから出る物や副産物を田んぼに返して地力を高めていこうという取り組みです。稲が育つ過程で環境に優しい肥料として、牡蠣殻、米ぬか、もみ殻などを使った土づくりを行い、栄養を土に還元する取り組みを行われています。

「昔は日本の土地にはケイ素(シリカ)が豊富でしたが、今では全国的に不足しています。もみ殻(燻炭)等でケイ素を補うことで、稲の力を引き出し稲自体が環境に適応し、温暖化にも耐えられるお米作りとなるようアプローチをしている」と語ります。

「20年後、子どもたちに『お父さんたちは何をしていたの?』と聞かれたときに、環境に配慮した農業をしてきた、と胸を張って言えるように頑張りたい」と語る久聖さん。

ファンを増やしたい、広がる挑戦

野木さんはお米作りだけでなく、お米の品質やこだわりを多くの人に伝えたいという想いを持っておられます。

久聖さんは、お米を通じて消費者にも環境問題への意識を高めるきっかけ、継続するきっかけとなってほしいと考えています。

「例えば、2500円の商品とさらに応援の意味を込めた3000円の商品を展開して、野木の活動を応援したいからと3,000円の方をあえて選んでくれる人が増える、そうなれば理想的。」と、野木源が行う環境への取り組みや、農家としての挑戦を支える形で賛同してくれる人々を集めたいと語ります。

「お米を買ってくれた方、美味しいと気に入ってくれた方には、ぜひ丹後に足を運んでいただきたい、全力でおもてなしをします!」と久聖さん。

未来を見据えた農業と地域への貢献

野木源では、ただお米を作るだけでなく、田んぼを活用したビジネスモデルも模索しています。現在もインターンなどの受け入れを行っておられますが、今後は観光やインバウンドを活かし、田んぼをアトラクションやエンターテイメントとして地域の魅力を発信することも視野に入れています。

気負わずカジュアルに土や田んぼで楽しんで、農業に触れもらえたらとの事。地域全体が盛り上がり、持続可能な農業が実現できることが目標です。

奥様から見た久聖さんの一面

奥様からみた久聖さんは「すごくタフな人!」とのこと。

朝早くから夜遅くまで田んぼで働きクタクタに疲れて帰ってくるものの、ご飯を食べ、お酒を飲み全回復する日々が続いているそうです。

農業の一方で子供が通う学校のPTAの役員としても活動に参加されており、新たな企画を提案するなど、やり取りで大変なこともありますが、負けずにチャレンジされているそうです。

野木源さんのお米をご自宅に

「やりたいことがたくさんある!」と語る野木さんは、常に新しい挑戦に向けて動いています。旅行先で得たインスピレーションを生かすなど、新しい技術やアプローチ、そして次のビジョンに向けて進んでいく姿は、好奇心旺盛でチャレンジ精神にあふれています。過去に大きな事故にあったことをきっかけに「使命感を持って生きるようになった」とも話しています。

インタビューから見えた野木さんの情熱と責任感、そして柔軟な発想の中、様々なジャンルから未来に向けた農業の形を語る姿が印象的でした。

野木源の想いが詰まったお米を、ぜひ皆さんも一緒に応援してください!

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